だれもが笑顔で過ごせる町へ

--- 政治家(議員)になった動機(きっかけ)は?

学生時代から行っていたボランティア活動の教え子の中学生と小学生(高学年)らが学校で立て続けにいじめにあってしまうことがありました。
先生に相談したのかを尋ねたところそれぞれ「先生は頼りにならない」との返事でした。
子ども達の世界は大人の縮図と元々考えていたところで、
「このような社会は変えて行かなければならない」と考えたのが議員を志したきっかけです。

--- 政治家(議員)として心掛けているところ。

「難しい」と一言で終わらせない。
「今は忙しいから時間が取れたらやっておく」と先延ばししない。
「国が悪い、市役所が悪い」とできないことを安易に責任転嫁しない。

議員に寄せられる要望・案件は「現在のルールでは解決が難しいもの」が基本的に届きます。
また「物事の一側面から見た不条理の訴え」なども良くあります。
お話しいただくことはもっともだと思いながら、そのまま改善できることは難しい要望・案件ばかり」です。
そこで「難しい理由を調べ」「相談者にその理由を正直に説明し」「相談内容の要点を整理し」「当初の相談内容のすべては実現できなくとも、少しでも要望内容に近いものを探す」ことを、「ただの代弁屋ではなく共に歩みながら」活動するよう心掛けています。

--- 政治家として遣り甲斐を感じることは?

やりがいを感じることは沢山有ります。
今まで働いてきた福祉職(児童館・高齢者デイサービスセンター・特別養護老人ホーム・障害児学童保育)の経験や、ボランティア活動(少年団・冒険遊び場)の経験から、様々に頑張っている方の地域活動を支援している時が一番自分の腕の見せ所です。
相談いただいた内容を相談以上に工夫して再提案し、協力できる人・団体同士を繋ぎ、それぞれの得意なところを助け合う中で個別の活動ではできなかったことができて行くときなどに感謝されると町を盛り上げていく実感を得られます。
「石井さんに相談してよかった」と言われると益々応援する意欲がみなぎります。

また、議会活動に関していえば、町田市の職員は熱心で、私は「野党の一年生議員」ですが、理路整然とした議論にはしっかり応えてくれます。
例えば「他の自治体でやってる政策を町田でも」「ニュースやインターネットで見た子の政策を」といった安易な議論をするのではなく、自分自身の現場の経験や仲間の意見を基に「今現在の町田市の取り組みで、ここは改善・工夫の余地がある」と地に足を付けた議論を展開すると、市の職員は実現に向けて努力してくれます。
自分の提案が取り入れられていくことは、自分や仲間の考えていることが認められて、自分たちが市を良くしていける喜びを感じる事が出来ます。

---力を入れている(入れていく)政策は?

今の日本は安倍さんが変わったら良くなるような単純な世の中ではありません。
日本の地方自治体共通の課題は「子ども・高齢者・障がい者」共通で、周りの声が大きすぎて本人中心の支援になっておらず、それがもとで「過剰サービスと社会保障費の破たんと職員不足」が起こっていることです。「本人が望むサービスの実現」「本当に支援が必要な人に支援を集中投下」「人と人との繋がりは楽しい取り組み、ことに子育てを楽しむことから」と言うのが自分の基本姿勢です。

以下、自分が議員になったことで間違いなく推進できたと思う事を書き出します。

・一部の意識が高い人を中心でなく、声なき普通の人が楽しんで町づくりできる取り組みを推進
→若いパパママが楽しんで集まり、その後その人たちが活躍できる取り組みを各地で実践中。自分たちが作り上げていくことで町に対する期待や愛情も向上。

・学校教育における教員の負担の軽減促進策を実行中。
→議会では「教育委員会を責める議論」が中心でしたが、「先生が本来の子どもと向き合えることに集中することの重要さ」を議論する新しい視点を導入。
各小・中学校の計画に「生徒と向き合う事の重要さ」や「業務効率化」を取り入れる。

・ひきこもり対策
→今まで出来ていなかった「インターネット情報の作成」と「民間団体との連携」を実現。
ひきこもりに対しては今まで保健所が中心に対応にあたっているが、精神疾患等様々なケースを含み保健師一人につき100ケース以上を抱えていた。結果として満足のいく対応が取れず塩漬けになる「保健所の抱え込み」が起こっていたため民間との協力を開始。
また市役所は申請主義だが引きこもりはそもそも相談に来ない、そのためインターネット情報提供が有効だが作成できていなかった。現在作成するとともにさらなる充実内容を検討中。
また、今まで引きこもり対応をしたことはなかったが、議員になったあとで個人的に16件の相談を受けている。社会福祉士として全て相談に乗っている。

・高齢者の孤立対策
→郵便局勤務の同級生と協力し、郵政民営化以降繋がっていなかった町田市と町田郵便局の協定を復活、窓口・集金・配達など様々な場面で高齢者の見守りが行われています。
地元新聞社と高齢者支援センターで協力。新聞社が気になっていても何もできなかったケースを高齢者支援センターの相談員の協力体制構築。町田の東半分で実現しています。
ごみ屋敷対策。ごみ屋敷は孤立が大きな発生要因、友人や信頼できる公的機関とのきめ細やかな見守りがその予防策になります。

・障がい者差別解消
→障がい者全てを特別扱いするわけではありません。増え続ける障がい者に対して、特に増えている比較的軽度な障がい者が世の中に出ていける事を目指しています。これは本人の望む生き方としての視点からも社会保障の視点からも有効なので、「障がい者が普通に認められる社会を目指す」ことが重要と認識しています。 町田市議会での障がい者差別解消についての議論は、ほぼ100%私が行っています。

・中小企業支援
→「消滅可能性都市」が一時期取りざたされていましたが、地方自治体存続の基本条件は「仕事があること」です。ことに町田市は中小企業の町で大企業誘致には向いていないので、地元企業の「厚生労働省の助成金や経済産業省の補助金」取得を支援し、事業継続に努めています。年間数十万円から数百万円の業績向上が図れてます。
この技術を持っている議員は日本でも珍しいと思います。

---政治家にならなかったら何になりましたか?

児童館も高齢者デイサービス・特別養護老人ホームも、障がい児の学童保育もやりがいが有りました。
きっと何回生まれ変わっても対人援助職に就いていたと思います。

---有権者(特に若い方達)へのメッセージをお願いします

つまらない様で地元にも楽しいことは一杯ありますし、いっぱい作れます。

特にこれから進学・就職・結婚で一度町田を離れる人、是非奥さん旦那さん子どもを連れて町田に帰って来て、実家とスープの冷めないくらいの距離で家族と程よい距離・友達といつでも連絡を取れる住まいで暮らしましょう。
今の世の中のキーワードは「不安」です、多少わずらわしさを感じる相手が程よい距離にいるくらいがちょうどよい生活環境です!